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  ホーム>髭講師の研修日誌

 本コーナーでは、"髭の講師"の澤田が研修で実際に体験し、見聞した事例を、日誌風に纏め報告しています。
 これまでの研修日誌はコチラ。 

流れ連の踊る人のあふれる楽しさに引き込まれました

●阿波踊りに今回も感動
 
「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊りゃなそんそん」ご存じの400年の歴史を持つ日本三大盆踊りに一つである「阿波踊り」8月は華麗な出で立ちで踊る人たちが、音ものと言われる力強い太鼓の音に合わせて繰り広げられる躍動感はあふれる踊りは、圧巻です。筆者は、先日、日本三大阿波踊り〔徳島・高円寺・越谷)と呼ばれる越谷阿波踊り観に行きました。勿論見る阿呆です〔笑い)。何度来ても「すごい」の一言です。それは、四つの通りを会場とした「連」踊りを見る人、人であり、絶え間ない屋台店の並びでごった返す熱気の街そのものです。取り分け「連」流し踊りは、衣装、踊り方に、音物の演出に個性があり、踊り手の表情、観衆へのアピールについつい自分も「連」の一員になった心持ちです。

●学び仲間の連長に学びました

 実は、筆者の主宰する「葛飾区の「話し方教室の受講者に、堀切あやめ連、連長のSさん〔女性〕がいます。既に15余年の学び仲間です。当然、スピーチ演習では、連での活躍ぶりの紹介を幾度かなされ、そのリーダーシップの素晴らしさは賞賛を得ています。なぜ阿波踊りの連までを・・「それは、発足の想いは、生まれ育った堀切の街〔葛飾区)を元気にしたい」と心したときに幸い、阿波踊りに出会い、地域の方々との学びを得て会を発足。既に25年になります。呼びかけは「誰でも、挑戦できる阿波踊りです」とお声がけし、初めての体験で、「私もできそう」と安心感をお持ちいただき、やがて、「阿波踊り好きです」「踊ることは楽しいです」「皆さんと一緒できるこの時間が良いですね」と声を育て上げています。メンバーも男女、年齢様々、日頃の生活、学童、学生、外国人と多様ですので、踊り、鳴り物〔大太鼓・三味線・横笛など)の各自の希望を得て、鍛錬し、晴れの披露現場で一体となった連としての魅力を披露する事です。」と話されました。披露の一端として、毎年参加しているのが南越谷阿波踊りです。先日も95参加連の一つとして参加しました。まさに次々と、登場する連の人々は、本当に楽しそう、本当に好きなんだ、本当に酔いしれているとの実感は、踊らずともそん無き楽しさでした。

●日頃のリーダーの活躍へと思いをはせました

  ふと思いました、「やってみよう」「自分にもできそう」「踊るが好き」「みんなで創る魅力」・・・「この、人と一緒することは楽しい」「地域に貢献する想い」・・いかがでしょうか、このキーワードは、各位の企業活動、組織集団、部署の活性化や働きがい・・と共通しています。取り分け連長の活躍ぶりは、リーダーとしての日常の活躍ぶりそのものです。今回は、ここに着目して、「楽しき仕事集団の現状」を確認して診ましょう。

志事観を持った活躍を楽しんでいますか

  まず、活力ある企業とは、増収増益・ヒット商品・新技術・マスコミに取り上げられているなど様々な尺度があります。一方、「社員の元気が良い、明るい、生き生きと働いている」というとらえ方もあります。
 
 それは、トップ・リーダーの示した想いが、第一線で実際に行動化されている「社員の活力」です。その基点は各々の 立場・役割で「志事」と捉えたとり組み姿勢です。志事とは、志=自らの思い、希望、目標を持ったとりくみスタイルです。ちなみに、仕事=言われた事を成すだけ、そして,死事=しょうがないからやるかの取り組み姿勢と筆者は意味づけています。当然、志事では、目標を掲げて挑戦する戦いです。なぜなら、目標とは、できていないレベルであり、その達成には現状を変える累積が不可欠だからです。阿波踊りもできないレベルから、魅せる楽しみの学び、工夫して一人前になっていくのでしょう。


  そこには、社員が「私が選び続ける会社・組織・職場としての、評価を得るチーム力が問われます。ならば、社員が欲する期待(満足)条件を確認してみましょう。次の7点、個々の自署社員は、いかがかと自問してみてください

 ①自分が仕事を通して、役立っている と感じられる
 ②自分が会社生活を通して、成長していると感じられる
 ③社内・部署に目標とする人がいる
 ④自分の好きな仕事を、思いっきりできる
 ⑤良い人間関係の中で、気をつかわずに仕事ができる
 ⑥自分が良い評価をされていると感じられる
 ⑦その所属する部署・会社にいることが誇らしいと思える

  実はリーダーの心豊かな人生も、社員の生き生き働く姿を目の当たり実感し、社員から喜びと感謝の言葉を聞かれる事も、大きな位置を占めるものです。 会社と社員が良きパートナーとして、同じ方向・目標に向かって、そこには社員も「企業の夢を自分の夢」として価値付けをして、心地よいがんばりをしていく働きがいある幸福感を最大に味わえるのです。 
◆意欲を高めるモチベーション法
  次に確認してみることは、気持ちよく、楽しく活躍する働きかけです。
  その日常の具体的な実践法には、次の実感を得られる働き掛けがあります。

  仕事の意味・意義・やりがいを示唆します仕事の意義を実感できる
  認められた証と認識し、責任を持つ喜びを指導責任・任された実感できる
  仕事をコントロールし、知恵を働かせ、実践して、独自の生きた成果を実現する自己啓発・指導支援
   =
達成感を実感できる

    周囲の注目、協力、指導で喜びを実現できる支援=協働感のありがた味を実感できる
    成長欲求・承認欲求が満たされつつあるとの働き掛けは「できたね」「さすがだね」「おかげさま」
  ・・惜しみないひと言のプレゼントをする=
成長・承認の実感できる そして、任せる実践です


 良く聞かされることに「同じ事ばっかりさせられる」「任せてくれない」「自分を認めてくれていないのではないか」の不満、不平があります。このことは仕事の幅、難易、職責の拡大など思い切って施せないリーダーの勇気のなさから起こる現象です。それでは折角の意欲をそいでしまうばかりでなくリーダーに対する信頼感を弱めてしまいます。

 そして、任せた後はリーダーの黒子役での適切な支援・示唆は欠かせません。特に、報連相などの寄ってくるコミュ入ケーションに対しては、自分の仕事を一時ストップしてでも快く応じ、適切な意欲付けの働きかけの機会として生かすべきです。そこから達成の喜びを享受させ、得た自信は次の志事への意欲の高めになります。

◆楽しい仕事集団を創造するリーダーの楽しみ方
  モチベーションに心しつつ、組織力を高める「楽しさを創造する極意」として、次のラッキーセブンを提起してみましょう。
①1人動くよりも全体を最適に生かす⇒部下力の活用
  
プレイヤーの活躍をしつつ、組織の全体視点から観て、自分のチームではどうすべきかを考えての活躍を構築します。そこには「メンバーを生かすためには自分に何が出来るか」常に心することです。

②目標の旗を掲げ先導する⇒強い仕事集団
 自身で物事を考え組織の更なる総合力を結集していくための目標を掲げること。そして、 メンバーに伝える事を通じて「やろうという」強い意気を高揚させ、部下が私はこうする「目標」を志事観でとり組む楽しみを創ることです。

③メンバー力を高める指導の実践⇒目標達成
  掲げた旗に到達するためには、メンバーの現存能力では不足です。知識、技術を広く、深く、新たに付加しなければなりません。勿論、行動力の喚起、人間性の磨きも適宜施す事です。目標未達は、部下育成如何であるともいえます。そして、部下の掲げた目標達成には、部下自身の変えていく力を実現する自己啓発の啓蒙が欠かせません。

④新たな施しは、好奇心に基づく感じる発見⇒新発想による壁の打破
 「出来ません」咄嗟に起こる心境です。その前提はうまくいかなかった経験則でのいらぬ先読みです。「おやつ」「何故」「どうして」「こんな事って」などと、興味を持って観て見ると「なるほど」「そうだったのか」と正しく理解することや新たな発見があります。そこから「ならばこうしよう」と新たな策を創造できます。できない理由を考えるよりも「どうしたらできるか考える」よく発する言葉です。

⑤ 自発式での活躍ぶりを助長する伝える実践⇒部下の喜働力の喚起
  部下に任せ、責任を持った活躍ぶりを実現するには、部下を信用し、仕事の意義を納得、共感をえて自発的意思を湧かせることです。報連相を生かした状況把握を生かして、褒め、アドバイスが更なる自発力を高めることです。

⑥即断、即決、即行のスピード力の発揮⇒示範力による信頼性の高まり
 
 組織活動は順調な時ばかりではありません。まさかの事態は自身の立場にも起こるし、部下の活躍現場でも起こります。そのときの対応力が問われます。自身の身の丈を素直に認め、自分で出来る事、上司に相談する事、他の人の協力をお願いすることを判断します。そして、どうすべきかの策を意思決定して、解決に率先して取り組みます。いざというときに時に見せるさすがの示範力は自身の信頼性をより高めます。

⑦人を繋ぐ親和のベルトがけ⇒異質が織りなす総合力の強さ
  異なる特性、異見を持ち合った人の関わることが組織活動です。そこには立場の違い、考え方の違い、他部署等異なりのあるのが現実です。ならば、異なる事への苦手意識で関わりを避けることなく、親しみを持って引き合う関係づくりが大切です。自ら声を掛け、話す、そして訊く、聴く、の学びのコミュニケーションを実践する事です。 いかがでしょうか。

◆一歩踏み出す勇気がまず肝心です
 いずれにしても、わかっている、やろうと心しているといっても、踊らにゃそんそんのごとく実践いかんです。それには、一歩踏み出す勇気が問われます。 筆者が40年来関わる倫理法人会の学びがあります。この学び合いの地元の会長が岡本氏です。岡本氏は幼稚園3圓を経営する理事長です。圓には、二宮金治郎の銅像を設置されています。薪を背負って読書するお馴染みの姿で、ふっくらした良い顔立ちは。尊徳翁7代目子孫、中桐万里子氏のご推薦の顔立ちだそうです。

 ところでこの金治郎像の教えは何か、薪を担ぐ勤労、本を読む勤勉との解説が主ですが、当会での特別セミナーでの中桐氏(岡本氏の働きかけ)の教えは、「一歩前に出ているこの足下、それは一歩踏み出す勇気の大事さの教えです。これが最も肝心な教えなのです」と解説されました。

 先日、岡本氏の会長任期〔3年)の最終挨拶では「会長として「楽しかったです。明るく、楽しく学び合う、この言葉をモットーに、皆さんと共に会を推進してきました。その、実践の心得は金治郎像の一歩前にでる勇気を持つことでした。今後も皆さんとともに、一歩前にでるこの勇気を実践して参りましょう」と結びました。おかげで、当会は、他会からの注目、評価を得ている「元気な、楽しい会」の現在です。

 踊る阿呆に見る阿呆・・飽きもせず、疲れもせずして「楽しみ合う連」の現実は、踊り無しでも、踊る気分を満喫した筆者でした。その学びのくくりは「楽しさの創造は、自発意思に発する一歩踏み出す勇気から」・・今講がお役に立てるのは、「こんなことを実践してみたからこそ・・」といつか交わす笑顔の交わし合いです。楽しみとします。

      2026年夏 研修・講演髭講師 澤田 良雄記)

 髭講師のお役立て情報です
*新任リーダークラス研修
*心を通わすコミュ二ケーション実践法
*話し方教室*話力を磨く実践研修
*単純明確なスピーチ力向上実践講座     ・・当メール返信でお声がけください