<昨今の主な出講メモです>
■新人フオローーアップ研修 2日間
大手メーカーグループの毎年担当させていただいてきた新人対象。4月に2日間担当し、6ヶ月経っての研修。半年間の活躍を振り返り、来春先輩社員になる自身の活躍ぶりを構築する。入社時の目ざす軸ははずれていないか、前研修時に設定した活躍の指針、目標はどう実現してきたかの振り返りをじっくり行い、各自の活躍ぶりの嬉しかった、辛かった体験事例を交換した。互いに頑張りを讃え、自分だけが迷いの時あったとの錯覚を確認し、負けていられないののライバル感を心に期す良き機会となった。
指導員制度も機能しており、総じて、着実に成長しているなとの実感を得た。ご担当部門と受講者の配属後の職場での活躍状況を情報も頂き、研修の留意事項を示唆いただき共に協働関係を生かした実施である。受講者各位についても小生なりに4月時点で捉えていることもありその成長ぶり、改善点もトレンド的にキャッチできることは強みである。終了時にはご担当部門に各自のヒューマンアセスメントとした所感と、以後の指導御配慮を提言させていただくのも恒例である。
■行政住民との管理監督者の二次対応研修 1日
職員の住民との接客トラブル(一次的対応)をどう対処するかを目的に12年間継続してきたコース。管理者としての信頼パワーを生かしてどう善処するか、その基本確認と、実践スキル向上策をロールプレイングを中心に進める。職員のトラブル事例をビデオで再現、個別、グループで住民の心情、対応ポイントの研究、場対応シナリオ作成し、ロープレで実際に体験学習する。グループ間で役割を住民、管理者を担当するので、住民役が様々なタイプを演じて白熱する。シナリオ通りいかないところが面白い。観察シート(自社作)を活用し、評価し合い、小生が解説、6回の演習から得たOK、改善ポイントを箇条書きに整理し、受講者の創り上げた財産として以後の対応に生かす。
受講者の体験事例の情報交換、基本スキル話力アップのための即題プレゼン、説明力の演習も加味して、単なる接客トラブル対応でなく、難題感を持ってのコースだけにその成果は大きい。
■ 地元企業階層別研修
分社20年、売上高も高まり、更なる伸展を期しての人材育成の一環を依頼を受け担う。エネルギー関係住設を主体に、関連事業を拡大してきた企業パワーは、地元でも注目されている。50名の社員を、3コースに分け実施した。
①幹部管理職コース
取締役、部課長対象で、選ばれ続ける企業条件、経営マインド、戦略思考、社員パワーの生かし方(育成、人事評価)に関しての内容を柱立て、小生の指導企業の事例を紹 介しつつ、地元での企業ブランド グループにふさわしい活躍ぶりのありようを確認した。
② 監督者コース
係長、主任クラスを対象とし、第一線現場力をどう強めるかを中心に、活力ある仕事集団の条件、実績形成のマネジメント、リーダーシップ、コミュニケーションスキルに着目して指導した。
③新人・一般社員クラス
今年度入社社員及び社員クラスを対象。評判企業で働く意義と自律、いなくては困る社員のプロ条件、入社時の初心と現在の実態、ビジネスマナーの確認、育てられ・叱られ上 手のコツなどを指導。
*半月内での実施で、各回とも社長の挨拶を頂き、研修主旨を一貫した。さすが、社員の受講態度も良く、対話型講義も通いある一体感ができた。各回で得た上下への思いと小生の所感を繋げ、全社的ベクトルの共有化に尽力をした。親会社の研修も担当してきたことや、顧客である地元事情も知りうる小生であることから緊張感・親近性も生きる。以後、継続の育成支援であることから、総体的概論になったが今後、各論、実践スキルと深めていく事を確認している。
□ お勧めの研修企画例 □
社員(職員)の意欲を高めるとっておきの方法
部下力を一層高めるモラールアップの決め手
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◆目 的
取り巻く環境変化は激しい。従って組織活動も迅速に新たな動きを仕掛けていかねばならない。そこには常に意識改革→行動改革をしていく部下(社員・職員)の活躍ぶりが求められる。そのためには、上司としての集団力を高める方向性づくりと、その気にさせる部下への働きかけが問われる。意欲が低いという前に、それは上司自身の働きかけのありようを改善しなければ事も多い。今研修はこのための具体的実践法を提供いたします。
◆内容例
1)上司力が生きる一言による喜びの創造実践
2)事例に学ぶ意欲喚起の課題と実践スキル
3)目ざす活力集団の条件とその具体的働きかけ法
4)日頃の報連相を生かした実践法
5)タイプ別働きかけの実践法
6)信頼力を高める増幅する人物的影響力の施し方
◆実践方法
気軽にご一報(メール、電話)いただき、実施条件(目的、時間、人数)に 対応した内容を構成し、オリジナル企画をいたします。費用は、実施し易い範囲に相談に応じます。
(2013年11月5日 澤 田 良 雄記)
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