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 ホーム>髭講師の研修日誌

 5月N県経済団体様のセミナー講師として出講した。開始前、控え室でご担当者との打ち合わせの折り、「先生久しぶりです。社長、専務からよろしくとのことです。これ・・」と言って、手みやげを頂いた。思わず立ち上がり弾む心での握手。N社3人とは9年ぶりだ。出版を主とした若き会社の勢いにトップ陣と3年ほど人材育成に関わった。初期目標を一区切りとして、又の機会をと交流を続けてきた。今セミナーの情報を得て、小生が来るならと受講(2会場)と訪問挨拶を考えたとのことだ。研修会場でも、彼らのオーラと小生への積極的支援が他への良き影響となり嬉しかった。小生にとって至福の時だ。

 帰路車内で想いに浸った。前日は県内で25年前5年間出講した大手部品メーカA社の当時ご担当部門3人様と会食した。ここ数年の出講機会のお引立てに感謝しての事である。それに、昨年までの3年間、21年ぶりですとF県大手電子部品メーカーO社関連企業部長様からお声掛けでの研修、「新人が商工会議所主催セミナーにで先生にお会いしたそうで」と当時専務、現社長から19年ぶりの県内B社研修(昨年)。10年空きましたが、又育成条件が整いましたので、以後8年間現在も出講している都内O社・・。ここにきて、F県経済団体での1日セミナーに受講、8年経ちましたが当社の研修頼みますとのお声掛けで対応の運びとなった。F県内は勿論で全国的にフアンの多い銘菓S社である。そういえば洋上研修船同期会の桜観覧同窓船(都内)も16年目となった。次々とご縁のありがたみに思いをはせ、謝念を重ねた。

 タイトルの言葉は研修先のポンプメーカーO社長がいみじくも小生に語った言葉である。
「小才は縁に出会いて、縁に気づかず、中才は縁に気づいて縁を生かさず、大才は袖すりおうた縁を活かす」という言葉もある。人は出会い、関わり合い、支え合いの時がある。そこでどれだけの施し(専門的、人間的)が出来るか、そしてできた縁を、生涯の相互支援のパートナー的お付き合いが出来るかが大切とは、周知の通り。肝心なことはそのための実践をどうするかである。

 小生の実践は「葉書道」「おかげさまの感謝のお届け」である。お世話になった方には、すぐお礼の手書き葉書を書く。名刺交換した方にも書く。小生が呼びかけして受講された方に書く。セミナー参加に派遣してくれた社長様に書く。この実践。勿論お会いできた喜び、お世話になったおかげさま、お応えいただいた感謝を表してである。以後、小生筆の拙文のご送信や情報のご提供やらを随時施させていただく。賀状の交換は言わずもがである。勿論自然に縁も淘汰たされていく。特に企業関係者様は業務での縁活かしもあるから、他業務にお変わりだと心し、エールを送っている。「相手から切れた縁は回復できるが、こちらから切ったら回復できない」事を肝に銘じているからである。

 時には、小生の課題に、ご意見、情報を頂くことを依頼する。早速ご対応いただけることがありがたい。互いに支援し合える縁が生きるからである。

 申しあげておくが、縁活かしもこちらの利ばかりを求めての言動は御法度である。小生も時折、打算的関わりに閉口することがあるが「商機の切れ目が、縁の切れ目になる」のでは持論の枠外である。大事な事は事前よりも、事後の心のかけようがその本意である。案外、頼む時は熱心だが、それが成された後は軽視する輩がいることも事実。

 現在は業務のスピード化と質の高さが求められる。その対応には、自分と異なった特性を有する方との交流が生きる。縁を生かしての幅広い人脈を築く時である。

 新人も3日月目、慣れてきた。新人には、ご指導受けたらありがとう、以後これだけこうなりましたの感謝の報告することを指導する。自己都合が成されれば「リセット」ではあまりにも貧相な社員に成り下がるからである。これでは 先に向けて協力を頂けるビジネスマンには成長できない。

 御社新人の現状ではいかがであろう。当たり前のことを当たり前に出来る事を徹底的に習慣化させる指導の時である。でなければ慣れがミスを呼ぶ。

◇最近の主な出講先研修を紹介いたします。 

①職場リーダー(管理監督者)研修    1日コース  2会場

 N県経営者協会主催セミナー。「メンバーパワーを高める強い組織づくり」部下が漲る力を発揮する楽しみ方はこうして創るとの研修テーマ。内容は、強い組織をつくれる上司パワー、部下が認める今時の上司力、活力が溢れる集団と部下への働きかけ、メンバーパワーを生かす指導法、モチベーションアップの法・・等、他社交流も演習に取り入れ、尽力した。30人、20人の受講者の参画熱も高く、会場の賑わいも得た。この研修シリーズで長きにわたり500回セミナーだとのこと。主催者様への県内受講企業からの信頼も高い。小生は2~3年おきに18年の講師担当である。ご担当局長とのご縁続きに感謝し、相互の異見交換にも学ぶ事も多い。出講毎に前受講者企業様との会話も楽しい。

②継続管理監督者研修    1日コース

 大手製油所構内業務、設備管理のC社。新組織構成によるヘッド研修(部長・グループ長クラス)。改革型上司力向上を目的に、自立型企業体質の牽引車(機関車)としての5年間重ねての育成である。内容に、内外に通用する8条件、事業家マインドでの活躍条件(確認)現況の当社の力量と課題、全社運動展開の圧倒的挨拶、業務品質、安全の展開、指導力スキルアップとし、重ねてきた知的、スキルの確認とアップを期した。要はどう対外的折衝力を高めるか。お題拝借のスピーチ、テーマを持ったプレゼン、議論、質問、応答力強化演習、論理的指導の実践演習などを盛り込み、一息入れることできずの1日であった。それだけ重ねてきた研修への取り組み対応への順応、各自の絶対的進化を目指す機会としての価値づけが定着してきたと思える。終えての懇親研修での演習所感のやりとりも楽しい。

③選ばれたリーダー研修   1日コース        

   前記企業のリーダー版。機関車の引っ張る自立力に、どう片腕のリーダーとし献身的活躍をするか。トップ幹部が今後に向けて現職リーダーの他に選んだ受講者である。選ばれた心意気を活かすを軸に、現場力を高めるリーダーパワー研修と名して、リーダーの挨拶力、上下層を活かした活躍のあり方、協力得る働きかけ、コミュ二ケーションスキル、能力向上への取り組み・・の内容。「我等が創る強い組織集団とは」「今年度行動指針を活かした活躍の実践報告」の提案と報告の演習。それに自己を知る、との自己分析の演習を加えた。案外自分がわかってないとの気づき、人を見る目は、自分を知った分だけ見えるが小生の持論。

 前日の管理者からの自筆(A4版)メッセージが寄せられ、昼食時の訪問と一言の期待スピーチ、サプライズの出来事に小生は感動。社員の成長が当社の成長と、トップ幹部の人材育成施策成果を確認できた研修であった。

④仕事力を高めるビジネス話法          2H

 地域貢献として参加しているNPO法人主催セミナー。社員力育成シリーズ第5弾としての担当講師である。対人関係が苦手、説明力が、指導時の話し方が、大勢の前での話しが・・苦手、更にとの声に応えての企画。一言の挨拶工夫、会話、説明の進め方、教え誉め叱りの極意、それに大勢対象の話し方ポイント、聴き方上手にも触れた。時間の割には盛りだくさん。10数社からの参加を経て26人受講。18:00からの2Hであったが、ワイワイガヤガヤの話す、聴くの実践そのものであった。中小企業社員様対象であるので、「まさか演習があるとは思っていなかったです。でも他社の方との演習で知り合い、楽しかったです。」帰るときの大方の感想である。来たときの緊張顔が、帰るときには何故か笑顔になっている。これまた小生の至福の時である。

 短時間でのきめ細かな指導不足を反省し、受講者各位にお礼と、反省の意図表明そしてテキスト活用をお願いしての葉書をお出しした。

                     ◇◇◇◇◇  企画例情報です  ◇◇◇◇◇

話力を活かしたコミュニケーションスキルアップ研修
組織力は風通しの良い意志交流が決め手

     内容例

   <1> 相互に心を通わす対人関係を創るコミュ二ケーションスキル
   <2>仕事を正しく遂行する指示、説明力の高め方
  
<3> 仕事ぶりが見える報告、連絡の実践スキル
  
<4> 心のうちを交流できる相談の仕方、受け方
  
<5>基本スキル話し方・聴き方の極意
    <6>大勢の前でのスピーチの磨き方

   最適な演習を施し、各自にあったスキルアップの実践法を体得いたします。
  
対象は各層、職種を問いません。
  
時間は主催条件により対応します(内容のチョイス、演習の盛り込みなど検討)


   どうぞ企業様、団体様での実施をお勧めいたします。是非ご相談ください。

   
(2013年6月7日  澤 田 良 雄記)

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