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 ホーム>髭講師の研修日誌

 新たな年が明け、巳年にちなんだ脱皮力はいかが始動しだしただろうか。ちなみに「巳」という字は胎児の形を表した象形文字で、蛇が冬眠から覚めて地上に這い出す姿をあらわすとのことだ。そこには「起こる、始まる」などの意味があるようだ。また、蛇は脱皮することから「復活と再生」を連想させ、その特徴は探求心と情熱とのことだ。そこで、今年は巳年だと慌ただしく年明けの時を対応し、節分も過ぎた。年越しを機に改めて心躍る新年の心意気がどう実質的動きをしているか、この時「巳年だから・・」新たな心意気で活躍を期したはずの自身を診てみるのも良いだろう。

 目にした友のメールに、4つの目で現状を確認しなさいとの提言があった。診る物差しとしてお役に立てると思い紹介してみよう。それは、「虫の目」(現場の視点)、「鳥の目」(大局的視点)、「魚の目}(時流を読む視点)、ここまでは小生も説いていることだが、次が「コウモリの目」と記してあった。「コウモリの目」とは、コウモリが逆さにつり下がっていることから、物事を反対から見たり、普通の見方にかかわらず想像を膨らませたり、固定観念を崩して見る目の事を意味しているとのことだ。なるほどと納得である。良く相手の立場、顧客の立場、使う立場、部下の身になってとかの立場交換の視点での考えや言動を示唆することがあるが「コウモリの目」という表現は面白い。特に取り巻く環境や心情の暗い時にはこの目で見るのも良いだろう。
 
ならば、巳年の脱皮力、コウモリの目で「いままでがこうだったんだから・・」という自信と誇りを持った自意識の強さをどれだけ壊すことができるか。蛇は長ーい、それだけ新たな自分づくりに挑戦することは戦いである。その本気、本心如何が、3つの目に新たに逆転の発想と言うべき「コウモリの目」で「これからはこうしよう・・」の本音の自己改革の道筋を想像することになろう。

 人材育成も、「教育の大事さはわかっているけど・・」という都合の良い常套言葉から脱して、「できない理由を考えるより、どうしたらできるか考える」この視点に、この時だからこそ立つことをお勧めしたい。「どうしたらできるか?」その解決は小生が、貴社の実態に即して一生懸命考え、良き方法を共に導き出します。
 10年ぶり、7年ぶり、21年ぶりでのお声掛けは小生にとっては嬉しい。「今年も頼みます」「今回はこのような目的でやりたいのですが」の継続支援、「私の加入している団体でお願いします。」「知人の会社で教育をやりたいといってますが、紹介します」などのお声掛けに、小生がお役に立てている実感を味わえ、小生の人生を心豊かにしていただける。まさに感謝。


 小生の今年の心得は「お陰様づくり(感謝の交流)」とした。1.5ヶ月経て、一寸検証を試みているいまである。

貴社、貴所、関連団体産の人材育成をお手伝いいたします。 「社員がどうのこうのという前に、本気で育てる愛情をどれだけ施しているでしょうか」とそっと問いかける小生である。いま一度「コウモリの目」で診てみませんか


最近の主な出講例を紹介いたします>

①次世代を託す監督者・リーダー研修     半日 3回コース

 大手飲料会社の分社で発展している企業。7年前まで5年間各層の研修やOJT、話し方など課題研修を担当。トップ交代などの諸条件も重なり、今回復活。若手リーダーを軸に選ばれた10人の実施。午後から4時間、各月1回実施で3ヶ月。「次世代・・」とのことで、経営感覚、戦術的仕事の進め方等、いままでの視点から高く、広くの物事のつかみ方、仕事・人のマネジメント、人を生かすリーダーシップ、指導力、提案する発信力、等を内容に進める。幹部からの講話で期待条件を明示いただき、研修の進める中で随時その事とリンクさせ指導を進める。
 各回毎に、次回に向けての自学課題を与えて、1ヶ月自主学習も仕掛ける。皆、選ばれた覚悟もあり受講力も高い。以前指導した社員もあり面白い。

②部下職員の住民対応でのトラブルが起きたら管理監督者はどう対応する 1日研修

  中核市で10年以上継続してきた研修。ビデオでの住民クレーム例を見て、住民の立場理解を基に管理監督者として、二次対応をどうするか、その方策と、シナリオを作成ロープレで実演する研修法。住民役の研修仲間がどう振る舞うかによって、準備したシナリオも崩れる。管理者役が注目の中での対応はその人の力量発揮の機会。仲間からの評価を得て、小生が助言。終えたときの充実感は高いようだ。それだけ良い緊張感が蔓延する研修だからであろう。

③県、県内市町村職員が磨き合う「折衝・交渉力向上研修」  2日間・2会場

 6年間継続している研修。県職員センター企画で県、県内市町村職員が共に学び合う特色を有し、ここでの縁が以後の県、市町村のパイプづくりにも生きている。
 
所長の挨拶で時世を捉えた活躍のあり方と今研修の意義をお示しいただき、それを受けて、関わり合う人(内外職員、関係団体、住民等)どう協働関係を創っていくのか、そのコミュ二ケーション、特に折衝の進め方について着目し、演習を重ねて集大成はデベート的討論を施し、折衝時の緊張、反論対応、平常心での論理展開、動く中での思考の即応などを模擬体験する。終えた後、勝利感を味わえる面白さも加わる。相手が協力依頼に対して理解→納得→共感を得て協力しますとの言質を頂いたときの心理と同様であるのだろう。

 *長年の研修であるからこそ担当職員さんとの厳しい目に対する真剣な指導と、共に研修を創り上げていく喜びを共感できることは嬉しいことである

④協同組合総会での講演                      1.5H

当組合での青年部会に3年間、研修講師としてお招きいただいたご縁で、今回は組合全体の会合での講演の機会である。県自動車車体整備協同組合で中小企業団体中央会の協力だ。テーマは「業績を上げる経営のあり方・・組織力を生かした経営幹部の手腕」。「経」「営」について再認識して、どう社員力を生かした経営活動をするかに着目、本物が生きる時その強みは、売り物と会社の文化(社員の活力)、どう社員を鼓舞してその実を形成していく実践をしているか、小企業だからこそトップ幹部と社員との一体化が生命、使ってやっている、やるのが当たり前ではない。社員の働きに感謝の心をどう施しているか、何社の事例を紹介して提言。終えての懇親会場で小生の話を受けて、理事長の言葉に「厳しいときだからこそ、嘆くより自分の立ち位置をしっかり見据え、何をするかを考え実践していこう」また幹部から「これからは腕だけでなく、知的思考が大事だね」との声掛けがあった。時には、経営者として真の有り様を確認してみることは肝腎である。

⑤指定管理者間でのコミュニケーション研修      1日

 市施設の委託事業として指定管理者となっている財団へのお手伝い。現実には3社が協働してその役割を果たす仕組み。従って、3社が一体となってお客様対応していかねばならない。「当社担当ではない」「ここではわかりません」は御法度。従来までの良き対応にさらにどうするかの観点から、「強い組織集団の協働関係を創る・・・皆で創る利用者満足を高める楽しみ方か」研修テーマとし、関わる人同士の心の交流、協働関係を創るコミュニケーションのとり方、問いかけに即応できる見える化の工夫、説明力のみがきかた、
 利用者が安心する、話し方聴き方の極意
  接客の基本確認、そうして皆で創る今後の活躍の約束事を設定し終了。各社からの受講者は初めての交流、これだけでも今後にこれは生きる。皆、いい顔しての余韻が残る。他職員の追加実施となる。

        ***************** お役立て研修企画例 *******************

                 今回は新入社員研修にスポットを当てます。

≪新人研修1日及び2日間コース≫

 ①学生から企業人への脱皮
 ②組織活動の心へ
 ③目指すプロとはその実現のためのいまからの取り組み
 ④好かれる新人の対人関係
  ⑤失敗しない仕事の基本条件
 ⑥コミュニケーションは報連相が基本
 ⑦ビジネス話法の基本
 ⑧早く一人前になる指導の受け方・注意の受け方
  ⑨自分磨きの自己啓発法
 ⑩ストレス打破で負け犬無しの自己管理
 ⑪ビジネスマナーの基本と体得(言葉遣い、電話応答、名刺の受け渡し等)

 ◆御社実施条件に対応して内容項目選び、時間との兼ね合いで組み立てます。

≪新人研修 一コマ対応研修(講演)≫
 
御社内及び団体等での研修に織り込むことにより、全体に強い貢献できる役割を果たします
〔テーマ例〕 

①期待に応えた新人としての活躍はこうする
②プロになるその覚悟といまから成すべき自分磨きの法
③対人関係は自ら仕掛ける楽しみ方が第一
④ビジネス話法は話し方、聴き方をこう工夫する
⑤新人は何もできない訳でない、今できる最高実践が成長を約束する
⑥「あの新人は・・」との評判を創る感動接客の基本

⑦落ち込まない仕事をする報告、連絡 、相談の仕方
⑧選ばれた社員としての当社での働きがいの見出し方
⑨学生での優秀者から、企業での優秀者になる挑戦力
⑩期待はずれ社員のタイプ、いなくては困る社員タイプとは・・


 ◆実施に際しては気軽にご相談ください。共に貴社、貴団体にあった研修、講演を創り上げて参ります。
    
             お声掛けお待ちしています。
 
                             (平成25年2月12日 澤田記)                   
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