ビジネス教育の株式会社ホープ Web Site
Humanrelations Organization Plan Education
 ホーム>髭講師の研修日誌

 師走。「ワイルドだろお」が今年の流行語大賞に選ばれた。決めぜりふとして発する言葉だが、貴社は「ワイルドだろお」にゃッとでき得る今年の締め括りであろうか。

本人でさえ、思わぬ売れっ子になったら、思わぬケガのアクシデントに見舞われた。しかし終わりよければ全てよしの結果となった。企業は生き物、同様に盛衰を経て、より強さを増して伸展する。厳しい文字の実感の今年、浮きはどれほどか、沈みの深さはどれほどかそして締め括りは「ワイルドだろお」 ってニコッとしていただければ幸いである。まさに強さを蓄え、成長した証だからである。

 盛衰を経験してきたといえば、社員力として現在注目されるのがベテラン社員の活躍ぶり如何である。役職定年、シニア雇用、役職無しの高年齢者、何故かいまだに言われるお局様など、対象とすべき社員は様々であるが、「どうも困るんです」との声が結構聞こえる。要は士気が下がり、若手に悪影響、使いづらいとのことだ。本人の心中を察すれば、権力なく、賃金下がり、役割の重要度が低い、仕事に変化無し、若手が上で・・「今さら」との心持ちもあるようだ。

小生は、類した研修を担当するが、「使いづらい」、「今さら」の双方の悲観的心境は大半ではない。大半は、「ご自身の立ち位置をわきまえて助けていただいてます。」「まだまだ後輩に負けず一役買います。お世話になってきた会社だから貢献したい」の心意気のある人も多い。困るのは、力なき上役が何か意にそぐわないこと、苦手意識があると、世で言う風評論にはめてしまうことだ。一般論がどうであれ、「私のところの人は違う。信用、信頼できる」の個別評価を素直にできるかである。双方での「お願いします」「かしこまりました」「ありがとうございました」「お陰様で」
の心と言葉を交わせる状況をどう構築できるかが課題であると診る。そうでなければベテラン力の持つ凄さを、今後の企業の強さづくりに活用はできまい。なぜなら、現在は企業の総能力に占める団塊の世代の社員力は高い。しかし、やがて滅することは事実、ならば、より貢献力を楽しんでいただくことである。専門力のより究め、継承、人徳による若手上長に対するサポートを託することが、まずは不可欠だからである

 その生かし方、モチベーションアップ、ベテラン社員としての活躍法との研修は、小生の長い講師歴が生きる。気軽にご相談ください。

昨今の出講研修の一部を紹介いたします>

①市町村ベテラン職員の研修(1日コース)

 勤続20年職員対象。CS(住民満足)をさすがの活躍で高めるのはベテランパワー。幾種の経験を経ての現職は、庁内全体の理解の基に考え、住民への多面的対応も上手い。上位者へのサポートと、若手職員の育成にも直接間接に影響を与える。だからこそ+のオーラを放つ存在と活躍が肝腎。そのオーラの出し方、ベテランパワーの生かし方、協働力の貢献力、頼られる存在の対人関係、ベテラン力を生かす話力の生かし方など、演習、グループワークを入れ込み実効をねらう。他市町職員との交流は相互の刺激交換と、今後の業務交流の機会を生む。駄目な職員の研修など意味がない。今までの活躍に自分なりに自信と誇り持っている各位、そして、さらなる活躍を期する各位だから、この研修機会は行政職員としての心豊かな人生づくりに繋がるとと説く。
  今、この時、20年のキャリアを生かした生涯語れる、語られる活躍の足跡づくりを楽しもうを支援した研修であった。進むにつれて、受講態度の変化が小生に心地よさを感じさせていただいた。

②後継者塾での話力アップ研修(4H)

  経営倫理を学ぶ倫理法人会主催の後継者塾。創設時より関わり、今回で15回目。1年コースで様々な学び、体験修得等充実した塾運営のうち、若手トップ幹部の話力アップは必須条件として担当。自己の持ち味生かした話し方、大勢の前でのスピーチ力、筋道づくりを確認し、VTRを活用しての個別指導。画面での自己のスピーチを診て、OKポイント、新たな努力ポイントの気づきを促す。実際の自分の話しぶりの診断は興味と、恥ずかしさと、納得のいく指導受け入れとなる。毎年好評である。ビジネス力の基本能力に話力のスキルアップは不可欠。
 当研修は、社内、団体でも応用しお役に立てることも多い。

③熟練パワーを生かしいつまでも生き生きと(エバーフレッシュ研修)(1日)

 大手鉄鋼所(大分)55才対象。5年連続担当。熟練の持つ凄さ、それは専門力(技能、知識、知恵、未然問題解決力・・)人徳(相談、指導、人の扱い方・・)を65才まで現職場でどう生かし切るか。その意義、取り組み方を確認。自分たちのキャリアをどのように生かすか、上司の支援をどう楽しむか、後輩への技能継承をどう実践するか、自己の専門力をどう高めるかの4テーマを、分科会方式で討議、全体提案。研修スタッフの助言を得て、今後の向けた活躍の有り様を共有化し、さらなる存在感の高めの道筋を創る。
 
60才定年、その後の活躍、生き方も考慮した「生涯現役」の自分づくりに、受講者の意識の高まりによる研修の活気も嬉しい。

④公共施設職員間のコミュニケーション向上研修(1日)

 この種の施設管理は、指定管理者制度を導入は周知の通り。課題は複数企業による協力度。その軸はコミュニケーションとの切り口での研修。3社間での利用者様満足をどう高めるかのテーマで、顧客感動の接客話法、協働関係の職員間のコミ、問いかけに対する説明力、聴き方、見える化(各社内、綜合対応)による工夫を、研修ゲームなどを折り込み確認し、グループワークでランクアップしたコミュニケーションの実践法を討議、全体発表、幹部の助言で共有化、以後、個別実践目標に落とし込み半年間の継続化を支援。
 初の3社研修。受講者の士気は高く(良い意味での緊張感)互いの、顔、名、人間味をを知り、今後への融和感の高揚が見えOK。主催者担当も安堵の心境。

 
この種の研修ニーズは多いはず。思い切って実施するとその効果も笑顔。

⑤次世代は君たちだの期待を促す 中堅社員研修(1日)

 自立型企業を目指して、トップ幹部が取り組むプロパー社員が経営参画を期した人材育成戦略の一端研修。役付者一歩手前のコア人材。上長からも右腕、懐刀と信用される輩もいる。今回は上長クラス5人が特別講話。人財条件、安全、中堅社員への期待のテーマで熱く語る。従って幹部からの期待度も高い。その分厳しさと求める活躍レベルも高い。甘さある言動があれば直ちに本気で立ち向かう。受講者には心から響く。小生もそれらを心得、尽力する。
  積極思考はあいさつ力、断トツの専門力で選ばれ続ける企業づくり、全社的視点で物事を診る、実績形成は、できない自分(現状)からできる自分に成長(改善)すること、質問力応答力の話力を高めよ、自分磨きを怠るな、をグループワークを入れ込み確認する。結びは、当社で働く誇りと今後の活躍の方向性を討議し、全体発表。幹部からのコメントを承けて、個別実践目標に落とし込み、所属上長の支援指導とリンクさせる。
 
3年前に小生が指導した受講生だが逞しさを増し、将来を期すに値する人材である。 このクラスの研修は今取り組むべき、でなければ何となく活躍する社員を創る。

         ***************** お役立て研修企画例 *******************

 今この人材が活用が課題です~熟練者の元気力ある活躍の楽しみ方


〔狙い〕
  雇用条件が変化する中で、豊富な実績と能力を有した熟練者(中高年)パワーは企業の継続的発展を左右する。従って更なる心意気とパワーアップは不可欠である。この事は本人にとっても、今日まで積み上げてきた実績を誇り、今後に向けた伸展に貢献できる楽しみの基でもある。この観点から、受講者自らが、現状維持に甘んじることなく期待に応えた居場所を確保す。そして周囲に及ぼす影響力は、寄ってこられる存在感づくりを楽しむ。このための有り様を確認することである。そこには、本人の有意義な職業生涯を構築できる糧がある。

内容例〕 

①熟練パワーの元気力が職場環境を左右する
②自ら誇る貢献力を生かす活躍は企業の強さを高める
③キャリアを生かした活躍は、脱皮力で楽しむ

④熟練パワーの凄さと活躍の楽しみ方
⑤「お陰様」といわれる施しの支援指導の楽しみ方
⑥将来にも生かせる基本力、話力・聴解力を磨く
⑦オーラのある人物的影響力の診断と磨き方

⑧決め手力を磨く自分磨きの法
⑨生涯現役、居場所づくりの取り組み方
⑩たった一回の人生、この時、生涯語れる足跡づくりを楽しむ

実施方法〕 
 企業、経済団体、自治体様の企画条件(研修目的、時間、対象者の特性等)に即して具体的実施方法を双方で作り上げて実施に向けていく。どうぞ気軽にお問い合せ下さい。

      **********************社員研修について*************************

来春の新入社員研修に関するお問い合せをいただいております。ご計画、実施に関してお問い合せを下さい。
時間、対象者条件に対応して、オリジナル企画書を提案いたします。

       **********************トピックス************************************

  小生が千葉県社長100人の一人として取材を承け、現在公開放映中です。是非ご覧下さい
  HP 「ビジネス教育の株式会社HOPE」で検索し、トップページ中程の「千葉の社長tv」をクイックしてください
  音声が少々難がありますが画面に言葉で紹介しています。

 
  (平成24年12月28日 澤田記)

Copyright(c)2007.HOPE.,LTD. All rigrts reserved