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  ホーム>髭講師の研修日誌

 新年度(4月)がスタートし、各社の人材育成も企画から実施段階へと入ってきました。「教育は必要だけど」との消極的言い訳や、言葉だけの育成論はさておき、本気で社員が財産という企業は継続的にかつ、新たな研修ニーズを設定して、現状の不足能力及び、先に向けての育成に取り組んでいる。小生が関わっている企業・行政もその本気度が高い。だから小生と企画担当者とのパートナーシップを生かして、実効を生み出す研修を重ねている。
  いかがですか、この時に育成せずして企業・行政の進化無しなぜ、新、初、のキ イワードや挑戦的目標というのは、現有能力では不可能であり新たな能力(知識、技術、 マネジメント力・・)を身につけずしてクリヤーできないからである。
  各社の新任担当者とのやりとりで感じることは、自社育成論すら確立できず、目新しさの研修にのみ走っている方もおいでになります。小生は民間企業研修担当チーフでの経験、30余年の研修講師(民間、行政、経済団体様)の実体験を踏まえて支援して参ります。
 いかがですか、育成談議でも、企画相談でも、実施への具体的計画などお声掛け下 さい。

◆最近の指導研修例を紹介します。
①折衝・交渉力向上研修-栃木県内14町合同での2日間コース-

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年連続の研修である。行政も地域協働での業務展開が多くなった。従って職場内外の協力を得るための折衝的コミュニケーションスキルは必須条件。訪問ストリーに添って、出会い、親交関係、内容説明、協力の説得、折衝、そしてプレゼンテーション、次回への繋げ等各段階での上手くいくコツと実践スキルを重ねて行く。仕上げはデイべート的討論折り込み、緊張と上達していく確かな手応えの喜びを重ねていく。各役所選抜の受講者ゆえ当初はぎこちない会場も、進むにつれ熱い心を生み出す成熟した受講力を作り上げていく。終了時には握手を交わし、近隣だからこそ今後の業務での相互支援を約している。担当者から「毎年のことですが、出だしの雰囲気と終了時は大分変わりますね。」とにっこり握手。次年度の暗黙の了解。
 
この種の研修は長野県2会場、静岡西部4市、埼玉県内2会場で毎年担当している。

②新任係長研修-千葉県内電鉄グループ建設会社2日間コース-

 小生にとっては初の企業。6月任用された役付者6名。男性4名、女性2名、職種は様々だが、非役付者から役付き者になることは大きな節目。厳しい中で選ばれただけあって受講姿勢は良い。しかし期待に応える活躍を目指すといっても「何をどうする」この点は模索の時。部長挨拶での「後輩の見本になる」「常に新たなことを生み出す気概」「将来に向けた当社の有り様を心して」の期待ポイントを軸に「役付者の意識」企業活動と期待事項」「組織力を生かした実績形成の活躍法」「強い仕事集団を創るリーダーシップ」この円滑な活躍を期すスキルアップ(コミュニケーション、ヒューマンスキル、トレーニングスキル、課題解決スキル)そして自分磨き法などを指導。体系的理解を創る講義、演習により自己診断、互いに刺激交換する事例研究、討議、そして今後の活動に向けた方向性づくりと個別目標の設定。とした。6名だからこそ個別指導も丁寧に施し、各自の改善点を示唆し、今後の活躍に輝きを見せる場想像を心中に期し、逞しさを備えての終了となった。
 各位から、「どう活躍していくのか見えました。」「自分の改善点を明らかとなり、役付者に脱皮します」「講師の熱意に駆り立てられました。上に立つ人の姿勢として心していきます」「紹介のあったABC作戦(A当たり前のことをB馬鹿にしないでCちゃんとやる、これいただきです。見本となるの基ですね」と大方の感想。小生の持ち味が生きたと微笑む。担当次長が「先生は一味違いますね」と昨年までの実施との比較でひと言。本音かどうかは・・・。いずれにしても少人数でも実施すべきである。タイミングOK。
 

③中堅技能者研修-T市の今年度からはコンペ選考研修-

 
6年続けて実施。最も住民サービスの最前線で活躍する中堅職員、任されて活躍するコア人材である。従って「住民サービス」「活性化職場づくり」を軸に中堅職員としての立場、役割、倫理観を確認する1日コース。
 
給食の調理、学校の校務、道路整備、車両運転、清掃など職種は様々だが、心意気と専門力は高い。日頃座ること、話を聞く機会は少ないが受講態度はすこぶる真面目。対話型講義で、固さをほぐし、前年度で得た活躍事例を基に賞讃を加え、他市での活躍事例を紹介していく。グループワークで活躍ぶりを紹介し合う各自の表情は自信にあふれたいい顔である。小生もかつては工場での現場経験者。気心が合う親近性と、当市の関わりの長いことでの実情(歩み、動向、現状の政策等)についての理解を深めていることから信頼もあるようだ。ここでも小生の持ち味が生きている。
 
「緊張してきたが、のびのびと学べた」「講師が身近な人に感じた」「当市のことをよく知っている。じぶんももっと市のことを知る必要があると感じた」「仕事に自信とやったことにより市民に喜んでいただけている実感を大事にする」などの声あり。新任担当者「前任者から評判良い研修と聞いていましたがそのとおりでした。」とアンケートを示された。今回も感謝。

④マナー確認研修-小生所属のNPO法人主催研修。今年度新コースの新人・若手社員研修5回コース。

 小生所属のNPO法人主催研修。今年度新コースの新人・若手社員研修5回コース。(詳細はHPを参考に)小生担当は2回目、評判社員の磨きたいマナー・話し方。夕刻6:00から8:00のイブニングセミナー。各社から選ばれた10人の受講者。主催者の思惑ありのいきなり一分間の自己紹介でスタート。とまどいながらも必死の演習。これで会場は恥かきモード。実はこの演習の中に返事、椅子の入れ方、歩き方、立ち姿、お辞儀、言葉づかい、表情、目線、筋道づくりとマナー、話し方の基本が全部詰まっている。演習をコメントしその意味づけをし、マナーの必要性、マナーの3本柱(振る舞い、言葉づかい、表情)、を確認し、名刺授受、電話応答、言葉づかいの演習を重ねた。新人もいる、先輩もいる、上司の立場の人もいる受講者だがみな一所懸命だ。あっという間に終了時間。もっとじっくりと、が小生の反省。

 「わかっている、できる、できている、だって当たり前のことだから。といっても今回受講してみて、意識しなければできていない自分に気がついた。身体についていない習慣化されていない事です。」との感想が多く聞かれた。普通のことが普通にできるこれ本物。この事は受講者以外の多くの社員に言えること。各社、各所でこの種の研修を是非お勧めしたい。昨年1日研修を都内企業で実施。好評であった。

 4月入社の新人もこの当たり前のことの慣れが災いする事もある。例年、初心忘れている、慣れが出てきている、基本軸がずれてきているとは910月に実施するフオローアップ研修での新人君の声である。

    ***************  企画例  ****************

新人6ヶ月研修(フオローアップ)をお勧めします。

◆ネライ

 厳しい就活を経て「選ばれて、期待されて入社」し半年過ぎた。仕事、人、環境にも慣れ、安心と疑問と次の向けた心意気と様々な思いが交叉するときである。この時こそ、初心を確認し、半年間の活躍を振り返り確実なる企業活動を送る強い覚悟と逞しさを増した新人としての成長を意識付けするときである。そこから隠れた新人の心情も明かとなり心身の不全、進退の迷いの解決にも結びつく。

◆内容例

①新鮮さ、まぶしさ、一途さのあった元気力は現在どうか
②入社後の活躍ぶりを診る

③当社社員はどれだけ磨けたか
④実力型社員に向けてさらなる活躍ぶりの条件

⑤考え方を伝える話力を磨く
⑥真の実力を高める自己啓発の実践法

⑦現状の課題と解決法
⑧来年3月先輩社員となるビジョン設定と個別目標の設定

各社の実施条件(時間、人数、社内企画との関連・・)により、内容の選択、研修方法を担当者様と検討して行く。

お声がけたのしみにお待ちしています。  (平成24年8月20日 澤田記)

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